犬と一緒にシリウスに

寄り道しつつ人生の階段、降りてます

今日の良き日に

父が若い頃から信心していた会の霊園に入るための粉骨が終わり、本日引き取りに。
引き取り後、父を背負って父が好きだった逗子の海に行った。
逗子と言っても私が好きなのは森戸海岸なので葉山。
冬の富士山が良く見える、とても良い日だった。
元町でバスを降り、海へ出た時目前に富士山が見えた。
富士山も父は好きだった。

かたくなに病院に行かない父に私は酷い事を言った。
病院に行って欲しいが為の言葉だったけど、それが果たして父に伝わったかどうか
私には解らない。
「もうだめだ」と父が言い、やっと病院に連れて行く事が出来た時には、
「これだけ進行した癌で病院に来た人は自分は二人目です。一人は意思の疎通が
出来ない人でした」と先生に言われた。
入院したのが金曜日。3泊4日で亡くなった。


センチな気分で海岸をぶらぶらしたけど、パンを食べる時だけは現実的に。
頭上でトンビが旋回していたので(`・ω・´)


父の分まで母と犬の事を見よう、
相手を思っての酷い言葉など伝わらない、良い言葉で相手を思いやらなくては、と
改めて誓った、晴れの日の良き有休の日。