父は窓を開けるのが大嫌いだった。
私は窓を開けるのが大好き。
開けろ開けないでもめて、お互いよく不貞腐れた。
今はとにかく換気が大事なので、生きていたらさぞかしストレスだっただろう。
開けたい私も、開けたくない父も。

1月30日、父の命日。
母はあいかわらず「月命日だねぇ」と言っている。
月命日と言う言葉をよどほ気に入っている模様、使い方間違っているけど^^;

「お父さんいたら換気なんて出来なかったよ」「親の仇のごとく開けなかったよね」
コロナ禍中の今年の、命日の思い出話。