犬と一緒にシリウスに

寄り道しつつ人生の階段、降りてます

父とお坊さんとお墓

病院帰りに父のお墓参り。
病院に行く道をちょっとそれるとお墓に行く道がある。
持病が二つあるので毎月交互に病院に通うから、結果ほぼ月イチでお墓通い。


墓なんていらない!と言っていた父。
結局分骨して半分墓に入ったけど、母の希望&弟長男さんの為でもあったので
「綺麗にしてくれてるし結構来てくれて花もあるし、まあ良いか」
と言ってくれていると思う。
人が好きだし、いつも小奇麗にしていたから。
入院して4日目で癌で死んだ。
病院の先生にも
「ここまで転移しているのに病院い来ないで家で耐えた患者さんは初めて」
と言われた父。



お坊さんとかお寺とかお線香とか大嫌いだったのに、入院した日に
「お坊さんがいたね♪」と楽しそうに、意味不明な事を言った。
病院にお坊さんはいない。でも「そう?気付かなかったけど」と答えたわたし。


お墓に来るといつも思い出す事。
(なのでもしかしたら墓に来た事をブログで書くたびに同じ事を書いているかも)



父の夢を見る時はかならず「死んだと思っていたのに帰ってきた!」と言う内容。
「お父さん帰って来たよ~」と言えば、むんも大喜びするだろうな。